『夜、嘘、真実、過去、現在』

こんな愛し方

傍にいなくても、あなたはすぐ近くにいるわ　


手を繋げなくても心が繋がっているわ　

その唇の熱を直に感じられなくても、あたしの唇はあなたを感じているわ　


瞳を閉じて重なるあなたとあたしは、誰にも罰せられないわ　


あたしはあなたへの愛を育て、あなたの海で溺れるわ　

見えぬあなたに抱かれ　　

深く浅く突かれ　　


激しく揺さ振られ落とされ　

それでもしがみ付き甘え　

あなたに叱られるの　　


広がる夢幻の想像は、誰にも責められないわ　



あたしの焼け付くように熱い、太陽の真似した心臓は　


あなたにしか冷ませないわ