『夜、嘘、真実、過去、現在』
夕暮れは寂しそう 

あたしの心も真似してる 
大好きなマルメンを口にくわえて空を見上げる 

吐き出した煙が風に乗って見えない所まで舞い上がるから、あたしはそっと願う 

想いが消えて無くなる時は、この煙のように空を漂いたい 


あなただけに気づかれぬように

あなただけを悲しませぬように

そして、あなたが… 



あたしを忘れてしまうように 



出逢いは幻 



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