予言と未来
龍の姫







ああ、イラ様……。



私は禁忌を犯してしまいました。



穢れた種とされる悪魔との間に、
子を創ってしまいました。



貴方様は きっと、
お怒りに なるでしょう。



私に罰を与えるでしょう。



それは甘んじて受け入れます。



それが責任と言うもので、
全ての定めでも在るのですから。



しかし、どうか、この子にだけは、
情けを掛けて下さい。



この子には、何の罪も無いのです。



私は、この子の力を
封じようと思います。



代償として、
この子の龍の力が
弱まってしまうとしても。



どうか、この子に――














――女神様の ご加護を……。

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