The string tied.
深まる




「やっばい!!!遅刻だ!!!!」




飛び起きて、すぐさま支度を始めた。




入学式後の始めての学校だというのに、大遅刻。
そんな自分自身にイライラしながら、泉高校のブレザーに、さっと腕を通す。そして髪を整え、さっとメイクをする。


本当はバッチリきめたいところだが、案の定時間がないのだ。




「さ、行こ。」



カバンを持って階段を駆け下りる。
< 14 / 34 >

この作品をシェア

pagetop