本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
そう。だから先輩、先輩は彼女にだけ優しくしてください。



返してもらった携帯の電源を入れる。



チンと音を立てて開いたエレベーター。先輩より先に乗り込もうとしたのに・・・




「俺、もう我慢しないから」




腕を掴まれ引き寄せられ私は先輩に抱きしめられた。
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