sweet memory





「西條奏大です。この度、雨宮花菜さんと婚約をしましたので、この場を借りて発表させて頂きます。歳の差があることから政略結婚ではないかと思われがちですが…それは違います」

「……ザワザワ…」

「彼女は僕の親友の妹ということもあり、昔からの知り合いでした。お互いが好きで、彼女が16才になったら結婚しようと約束をしていました」

「ザワ…ザワ…」

「彼女が高校生になったということで、婚約という形をとりましたが、もうすぐ彼女が誕生日を迎え16才になります。約束通り、誕生日がきたその時に、僕達は籍を入れようと考えています」

「ザワザワザワ…」

「賛否両論あるとは思いますが、彼女以外は考えられません。まだまだ未熟者ですが、今後も西條コーポレーションをよろしくお願いします」








奏大の言葉に途中、騒がしくなったが、言葉を締め括ると会場からは大きな拍手が沸き起こった。



< 265 / 324 >

この作品をシェア

pagetop