社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。





『好きって言ってるようなものだよ』





嫌い、嫌い、と繰り返す度に感じていた。



言い繕おうとしている自分

言い聞かせているような、自分



(…好き、なんだ)



好きだから、他の人に触れられると胸が痛くて、誰かとのキスを見ると呼吸が出来なくて

それでも逃れられない、拒めない。

そんな自分が腹立たしくてもどかしくて、また『嫌い』と繰り返す。



最低な男に、気付いたら落ちていた。



(…私も、最低)



全部もう手遅れだ。

今更、消せやしない気持ち。







< 113 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop