そのキスの代償は…(Berry’s版)【完】
研修は9時から17時まで8時間。
やっぱり、今後も勉強を続けなければ
この仕事を続けることは難しい…

研修の内容を聞きながら改めてそう思った。
推薦して連れてきてくれたあの人に…感謝だ。

1日目の研修が終わった。オンからオフへの時間。

「これからどうしますか?」

「取りあえず、部屋で荷解きしよう。」

あの人はアダッシュケースを引きずりながら、
私の方に振り向いた。


私もあの人に従う。

2人でエレベーターに乗り、廊下を連れ立って歩き、
隣り合った部屋の前まで来る。

「すぐ食事にするか?少し休むか?」

「少し休みたいです。」

「わかった。だがゆっくり休む前に、ちょっと
付き合ってくれないか?」

「はい。10分ぐらいしたら、出かけられます。どうしますか?」

「こっちの部屋の前で待っていてもらえるか?」

「はい、わかりました。」

必要な会話だけを交わし、それぞれの部屋のドアを開けた。

10分後私はあの人の部屋の前にいた。

ドアが開く。

あの人は私をどこかに連れて行くようだった。

これからどこに?

私は何も言わずただあの人に付き従った。

エレベーターに乗って連れられて行ったのは…
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