そのキスの代償は…(Berry’s版)【完】

そのキスの代償

別れの予告。そして、別れ…

でもそれからも色々あった。


そして、私はしばらくして、その代償の1つを見せつけられた。

それは、あの人がその後転勤した翌年の4月、給与明細を見た時に…わかった。


毎年今まで欠かさずしていた昇給が、今年は1円もなかった。
そして、給与明細にはある物が入っていた。


それは



「泥棒ネコ!!」




と黒いマジックで大きく殴り書かれた紙切れ1枚。


決して誰にも見せることのできない私の過去の汚点。

忘れられない記憶。

もちろん代償がそんなもので終わるはずはなく…

あの人の影は…その後も完全に消え去ることはなかった。

END
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