悪魔の彼



頭痛は羽を解放した時から治まってきていて

今ではもうすっかりなくなっていた。




「だから、踊れないんだってばぁ。」





私はイアに抗議してみる。




「はいはい♪」



全然相手にしてもらえていない気がする。














そんなこんなでこの長い夜、私はいろんな視線を受けながら恥をさらしていた……













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