悪魔の彼


イアからの返事はない


その時カーテンがふんわりと風に揺られた







カーテンから二つの目がのぞいていた


心臓が口からとびでできそうだ
悪魔だろうか?

こちらには見えていないと思っているようで
きにせず中を覗いている




悩んんだ末声をかけてみることにした

「貴方、だれ?」



一瞬驚いた顔をしたが、わたしの前にすぐおりてきた




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