苦しくても切なくても好きだから

「樹莉が由美の立場だったとしても、こんなことは絶対しない」


俺は由美にハッキリそう言った。


「希ちゃんありがとう。俺、樹莉のこと探してくるよ」


「うん。樹莉のことお願いね」


俺は店を飛び出した。



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