『一生のお願い、聞いてよ。』

レシートの手紙を書いてすぐ、やっと眠気がきた。

あたしはそのレシートを小さくおって、机の引き出しに入れてベッドに横になった。


2時半…いや、2時…いやいや、前もって12時にはレシートをポストに入れよう。


そう決めてあたしは眠りについた。





次の日の朝、カーテンを閉め忘れて眩しくて目が覚めた。


体を起こして机の上の紅茶花伝を眺めた。


りょうくんからの小さな手紙を手にとって何度も何度も読み返した。



「字…へったくそ(笑)」



レシート一枚ですごくドキドキする。


今まで好きだった人はなんだったんだろう。


ただ眺めてるだけで、ドキドキしてた。

好きな人に彼女ができても大してショックでもなかった。



だけど、りょうくんのことを思うと、ドキドキもするけど、切なくもなる。

りょうくんの"特別"になりたいと思ってしまう。

りょうくんのことを振った元カノってどんな人なんだろう。

りょうくんのこと、りょう!何て呼んでたのかな。


勝手に妄想して勝手に傷ついてしまった。


もしかしたら、これが、初恋なのかもしれない。


今までのはただの憧れだったのかもしれない。


あたしの初恋は、りょうくんなんだ。

< 33 / 159 >

この作品をシェア

pagetop