永遠の幸せを
だから、私たちの結婚式にも披露宴も出席しなかったんだ・・・



「…もう、美紅は桐生じゃない。諏訪部美紅…俺の嫁だ…」



「・・・」




「…行くぞ…美紅…」



「え、あ」



「どこに行くの?兄貴」



「…お前はここに住むつもりで押しかけて来たんだろ?だからこの部屋はくれてやる!潤子…引っ越し屋が土曜日に来るから…その時にまた来る…」



圭吾は私の腕を掴んで…リビングを出た。



「いいの?」

「いいさ。俺の一番大切なのはお前だ…美紅」


「圭…吾」


圭吾が誰よりも私を大切してくれるキモチは素直にうれしい。
でも、悲しげに唇を噛む潤子さんの顔が頭から離れなかった…。
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