永遠の幸せを
俺は思わず、警戒して吉良を睨み据えた。




でも、吉良が美紅を庇ったらしいーーー・・・




「…庇ったのはいいんだけど・・・怪我しちゃって・・・」



「…妻と子供の命の恩人だったなんて・・・」



「命の恩人って…俺は大したコトしてませんよ」




「しかし、本当にありがとうございます」




俺は自分の態度を改めて、吉良に礼を言った。



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