3秒小説
ひゃくさん


「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっ!!」


という叫び声が聞こえて、飛び起きた。


二段ベッドの下にいた妹が、泣き叫びながら、何か黒い靄によって、窓の外の闇に引きずりこまれて消えた。


< 103 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop