3秒小説
ひゃくろくじゅうろく


夕方、学校から帰る途中、4歳くらいの女の子が、電柱の影から、ひょこっと顔だけを出したのを見た。


わたしは青ざめた。


その顔は、電柱の一番上のほうにあった。



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