3秒小説
ひゃくななじゅうはち


「おなかが裂けるよ」


という声が聞こえて目を覚ました。


肌の白い男の子が、にっこりと笑みを浮かべながら、わたしの腹を見つめていた。


「ほら、もうすぐおなかが裂けるよ」




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