3秒小説
にひゃくに


夕方頃、道路に落書きをしている男の子を見た。


その子は、切り落とした手首の切断面を道路に強くこすりつけて、泣きながら血で絵を描いていた。



< 202 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop