3秒小説
にひゃくじゅういち


夕方、学校から帰る途中、小さな男の子に裾をつかまれた。


「お姉ちゃん、あっちで遊ぼ」


そう言って、男の子は、墓場を指差した。


怖くなって逃げようと思った瞬間、男の子は物凄い力で私をひきずりだした。


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