3秒小説
にひゃくよんじゅういち


深夜、アパートに帰ると、わたしの部屋の真ん中に、頭部が異様にでこぼこした女が立っていた。


「わたしは神だよ」


と女は言った。


「信じるか?」


と聞いて、女はこちらに歩み寄ってきた。


「信じろよ」


と言って、女は目の前まで来た。




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