3秒小説
さんびゃくさん


友達が、泣きながらわたしをたずねてきた。


「いるの!助けて!」
「・・・・・・え?何が?」
「おなかにいっぱいいるの!助け・・・」


突然、友達の腹が裂け、中から血まみれのセミがたくさん飛びだしてきた。


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