3秒小説
さんびゃくじゅうよん


「ねえ、目をえぐりに行こうよ」


と友達が誘ってきた。


私は何かの冗談かと思ったが、友達はふざけた様子ではなく、その表情はいつも通り、フツーの笑顔だった。


「ねえ、放課後、目をえぐりに行こうよ」




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