3秒小説
さんびゃくろくじゅうはち


学校の帰りに、暗いトンネルの中を歩いているとき、ふと後ろから視線を感じた。


ふりむくと、顔が十個あった。




顔だけが十個、闇の中にぼんやりと浮かんでいた。


< 368 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop