3秒小説
よんひゃくよんじゅうはち


夜、バスに乗っているとき、突然、


ぐり


という音がして、前の席にいる男性の首がもげた。


空中に、小さな子どもの手首だけが浮かんでいて、もいだ首をもてあそんでいた。

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