3秒小説
よんひゃくごじゅういち


夜中、トイレに行こうとしてベッドから降りたとき、


部屋の隅の壁に子どもの顔が見えた気がした。


とっさに、そっちを見ないようにしようと決めた瞬間、




「ね」




声がした。


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