3秒小説
ごひゃくにじゅうに


学校の近くで、わけのわからないことを叫びながら、手足をふりまわす老婆を見た。


次の日、その老婆を公園で見た。またわけのわからないことを叫んでいた。


その次の日は、川沿いで。さらに次の日は、スーパーの前で。またさらに次の日は、公民館で。




・・・・・・だんだんと私の家に近づいている。


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