3秒小説
ごひゃくろくじゅう


病院で寝ているとき、がちがちがちがちっという大きな音がして、目を覚ました。


窓の外で、ベッドくらいの大きさの唇が、がちがちがちがちっと震えながら歯を鳴らしてした。



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