3秒小説
ろっぴゃくななじゅうきゅう


学校の帰り、いつも廃工場の横を通るときに、首のすぐ後ろあたりから視線を感じる。


10回に1回くらいの割合で、振り向くと、


一瞬、焼けただれた顔が見える。


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