3秒小説
ろっぴゃくきゅうじゅう


死んだ飼い猫が、美しい少年の姿になって、帰ってきた。


彼は目があうなり、笑顔で駆け寄ってきて、私の耳を噛みちぎった。


「おまえがおれにしたことを、存分に味あわせてやるよ」


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