3秒小説
ななひゃくさんじゅういち


疲れた顔をしたお婆さんが、壁からはみだした釘の切っ先に、思い切り自分の目玉を突き刺す夢を時々見る。


そのお婆さんの目元が、なんとなく私に似ている気がする。







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