3秒小説
きゅうひゃくななじゅう
毎年、誕生日の夜になると、三十歳になった私が、股から血を流しながら、牛を産むといった悪夢を見ていた。


明日、私は本当に三十歳になる。おなかが膨らんでいるのは太ったからだ。・・・・・・きっと。
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