ずっと大好き…この恋は永遠…
悠太の事が…頭から離れない。
挙式で会った時の事が頭に浮かぶ。
あの時何か言いかけた悠太は、真剣な顔をしていた。
だけど、浅井が来た途端に態度を変えた。
あの時も、別れを切り出された時も、ひどく無表情だった。
あれは…悠太の精一杯の演技だったのかと思うと胸が痛かった。
自分に正直で、誠実だった悠太。
嘘が嫌いだった悠太。
そんな悠太が、ついた嘘が2回とも自分の為だったと思うと…
あんな顔をさせたのが自分だったと思うと…
強く強く…胸が痛んだ。
何も知らなかった自分が…
悠太からの別れをただ悲しんでいた自分が…
情けなくて悔しかった。
ずっと悠太が嘘をついた自分自身を責めてきたのかと思うと…
嘘を付いて傷付けたと思い、自分自身を責め続けてきたのかと思うと
悲しくて切なくて…
みのりが静かにケータイを閉じる。
どうしても…
今日は、浅井と話せる気分になれなかった。
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