星屑恋夜~【恭&綾シリーズ】3~LAST STORY

20.手が届く距離



目の前に居る人は、間違いなく恭司だ。

綾は突然現れた彼に驚き過ぎ、声を出すことが出来ずに固まっていた。


「――綾、ほんとに?」


恭司もまた思わぬ再会に言葉が続かない。

そんな二人を見て静は微笑み、そっとその場から離れていった。

綾は自分の口を覆っていた両手を恭司の右手に伸ばす。


「――嘘みたい。恭に――会えるなんて」


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