星屑恋夜~【恭&綾シリーズ】3~LAST STORY


「――通常、ライヴが入るのは、土曜日なんだよ。綾は居酒屋で働いているから難しいかもしれないな」


沈黙を破ったのは恭司だった。


「俺は、金曜日は遅くなると思う。大輔さんは?」

「残業をしないで来るよ。その分は朝早く出て補うことが出来るしな」

「私は――、アルバイトを辞めてくる」


上野の言葉に恭司が顔を顰めた。


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