俺様男子とラブ同居
「…いや(汗)」


それに関しては、絶対に言いたくねえんだけど…




「お前が無理したせいで、熱がぶり返したんだぞ。風邪ひいてるときくらい、ゆっくり寝てろ」

「………うん」


ここは、素直に頷くしかない。



「さて…お前も起きたとこだし、俺は風呂入って来るかな」


親父はパソコンの電源をオフする。




「…なぁ」

「んー?」

「今、何時?」

「今?12時回ったとこだよ」


12時か…

じゃあ、歩夢はさすがに寝てるか。

あいつ夜ふかしとか、しないタイプだし…


親父たちも騒いでないってことは、さすがに歩夢は帰ってきたんだな…




「あ。そういえば、歩夢がおばあちゃん家に行ったよ」

「………え?」
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