俺様男子とラブ同居

会いたい

歩夢side



『なんでやねんっ』


コタツに包まりながら、面白くもつまらなくもないテレビを観ている私。

おばあちゃん家に来てから数日が経ち、私はぐうたらな毎日を送っていた。



毎日楽しくて、上げ膳据え膳の毎日。(毎日そうだけど)

おかげで、少し太った気がする。




♪♪~





すると、携帯が震えた。

私はテーブルに置いてある携帯を取り、電話に出る。




「もしもし?」

『あ、歩夢?』

「お母さん」


電話の相手は、お母さんからだった。




『どうなの?そっちの暮らしは…』

「超いいよー♪毎日気楽だし、おじいちゃんとおばあちゃんは優しいし」


怒られるなんてことは、滅多にないし。




「あ、そう(汗)今は1人?」

『うん。おじいちゃんとおばあちゃんは、仕事行ったよ』


うちはお母さんが、私を10代で産んでいるため、おじいちゃんおじいちゃんもまだ若い。

そのため、2人共まだ働いているし、おじいちゃんおじいちゃんというのは、なんだか変な気がする。
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