俺様男子とラブ同居
慶太も、ソファーに座ったんだ。

カリカリ…音がするから、多分プラモをいじってる。



そばにいてくれるんだ・・・

そう思うと、余計に涙が出た…



私はしばらく…同じ体制で泣いた…

慶太は、ずっとそばにいてくれた……






………


しばらく経った頃…



『あゆむ』

『…ん?』


慶太が、私の頭をツンと突く。



『はらへったから、なにかくおう』

『…うん』


ソファーから起き上がると、電気の明かりがすごく眩しくて、目がチカチカした。




『なにか、たべるものあるの?』

『なにもないからつくろ』

『え!けいた、りょうりできるの?』

『オムライスだけね』


オムライス…?



そんなこと、初めて聞いた。
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