Blood Tear
イースはフラフラと立ち上がり歩み出すがバランスを崩しシェイラの胸に顔を埋めてしまった。
「どうしたのでしょうか……」
気を失ったのかもたれかかるイースを心配し頭を撫でるシェイラ。
部屋に居た5人も何事かと近づいて来た。
すると…
「ぬわぁぁーー!こんな事している場合では!」
ぐったりしていた彼女は突然声を上げシェイラの胸から顔を上げた。
そしてキョロキョロと辺りを見回しコウガの姿を目にすると彼の元へと駆け寄った。
「お願いです!助けて下さい!リオン様が!リオン様が!」
「落ち着いて、リオンがどうしたんだ?」
パニックになっている様子のイースを落ち着かせようとするが、彼女は興奮しているのか彼の声が聞こえていない。
「ぬぅぅー……いいから着いて来て下さい!」
周りの見えていない彼女は彼の腕を掴むと風を身に纏いバルコニーから飛び降りた。
「ちょっ、待ちやがれ!」
慌てた様子でレオンは駆けて行く彼女を追い掛ける。
その後をピザを口に頬張ったクレアが追うのであった。