【完】まりあ ~人魚姫の涙~
台本通り裕也さんが息をしていない事を確認し、人工呼吸を---
えっ…、
キス???
しっ、しまったっ!
そうだ、ここでキスをしなくてはいけないんだっけ?
私、まだキスをした事がないんだよ?
これが…、
ファーストキスなのに---
なんて脳内ではパニックが起きていたけれど、それでも演技をしなくては…と瞳を閉じる裕也さんを見た。
そして震える私の唇が、裕也さん唇にふれる---