【完】まりあ ~人魚姫の涙~


突然の第3者の声に驚き、声の聞こえた方へと視線を向けた。





そこには裕也さんのマネージャーであり恋人の麗華さんが、扉から私達を睨んでいる。




「あっ…」




そうだった。




裕也さんには、麗華さんという恋人がいたんだった---




口に手をやり固まってしまった私の体をグイッと、裕也さんが押し出した。




「…麗華」




「裕也…。もう撮影は終わったんでしょ?行くわよ」




「あぁ…」


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