【完】まりあ ~人魚姫の涙~


「…お前ら、俺の存在忘れてない?」




いつの間にか目の前に立っていた敦さんが呆れたように、ソファーに座っている私と蒼ちゃんを見下ろしていた。




驚いた顔の私達を一瞥すると、私の斜め前にあった一人掛けソファーにドカッと座る。




「人の話し、コソコソ聞いてんじゃねーよっ」




「俺がいるのを忘れて勝手にまりあちゃんに告白したのはお前…」




「ウルセ…」


< 337 / 600 >

この作品をシェア

pagetop