【完】まりあ ~人魚姫の涙~
破裂音と共に球体がなくなり、たくさんの水と一緒にまりあが地面へと落ちた。
「まりあっ!」
グッタリしているまりあに走り寄って口元に手を置き、息を確認する。
呼吸をしていない?
悪い予感が脳裏を過ぎりゾクッと寒気がしたが、すぐに頭を切り替え手を心臓へと持っていく。
ドクンドクン---
心臓が動いていたことにホッとし、すぐに人工呼吸しようとまりあの口元に自分の唇を寄せた。