空色ホイッスル
「この2つの試合を観て、冬大会のレギュラーメンバーも正式に決めるからディフェンスから抜け出したいなら精一杯頑張れよ!」
ほら行け!と言って俺は先生に肩を叩かれて出される。
俺は「お願いします!」と一礼をしてピッチに入った。
自分のポジションではなく、俺はディフェンスのポジションにつくと咲坂の部員が一斉に俺を見てきた。
ディフェンスだから咲坂の奴らからだいぶ遠くにいるのに、表情から言いたいことが分かる。
“なんでお前がそんなところにいるんだよ!”
って。