空色ホイッスル
え?え?なんで今私は走ってるの?
確かに洗濯機は40分後には止まるけど……。
「一ノ瀬くん!私、洗濯機に柔軟剤まだ入れてきてないよ!」
と私を引っ張りながら走る一ノ瀬くんに言う。
すると一ノ瀬くんは急に足を止めた。
柔軟剤を入れに戻ってくれるのかな?と思ったら……
彼は私を見ないで、合宿所の入り口を見つめている。
そして……
「洗剤が入ってれば、柔軟剤は今日はなくても大丈夫!」
と私に言ってくる。
「でも……」