ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
「ところで高尾、どうしたの?あんたが私らのとこ来るとか珍しくない?」


加奈ちゃんが自然と話を変える


「あっ!そうだった!あのな....「高尾!なにぐずぐずしてるのだよ!」


私たちの会話にいきなり乱入してきた
のは....



「おっと、真ちゃんいきなりびっくりすんだろっ」



美少年メガネ、長身の緑の髪をした緑間真太郎くんだった

いつもおは朝のラッキーアイテムを持ち歩いてる変人くんとしても有名



そんな彼は高尾くんといつも一緒にいる


バスケ部も一緒だし、


まぁ、そうなるよね



「高尾、その例の...物は...」

緑間くんはメガネのブリッジに手を添え高尾くんにこそっと話す



「も~う、それぐらい自分で頼めよなっ」

高尾くんは呆れ顔になる


私たち二人はそんな光景を見るが訳が分からない


「うっ、うるさいのだよ!!お前がべらべら話してるからいけないのだろうっ!」


「あー、はいはい、分かった分かったよ、あのさ空也に頼み事があるんだけどいいかー?」




『えっ!!わたし?!?!』


話をいきなり振られて戸惑う



「あのさ、空也、クマのシャープペンもってるだろ?それ、明日1日コイツ、緑間に貸してやんねぇかな?」



高尾くんは親指で緑間くんをさす



『えっ、あああ、うん、いいよ、でもなんで?』


「明日のコイツのラッキーアイテムがクマのシャープペンなんだと、でも品がないらしくて
んで、空也が授業中いつもそのシャーペン使ってるから、空也なら貸してくれるかなっと思って」




『え、あ、私がクマのシャープペン使ってるの知ってたの?!』


私は赤面顔で尋ねる



「おう、いっつも見てるから」



高尾くんが私に微笑む


『あ...あああ~~~~』


私はまたまた机に倒れこむ


あーーーーー!!!!もう私の心はノックアウトですよ!!!


大好きな大好きな高尾くんにこんなこと

言われるなんてっ!!!




夢じゃないの!!
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