武士道セブンティーン!!

その日は入りくんだ路地で、怪しい浪士数人を発見し、斬り合いをしていた。

前から来る敵を斬り伏せ、刀の血を払って飛ばした隙に、後ろから斬りかかられた。

一瞬遅れたが、どうってことない。すぐに体勢を立て直し刀を振ろうとした時に。

「こんの卑怯もんがぁ━━ッ!」

甲高い、怒声のようなものが響き、鈍い音の後に、ぐぇっと呻き声を聞いた気がした。

「………」

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