武士道セブンティーン!!


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「土方、茶だ」


ドンッと文机に湯呑を置く。
いささか茶が飛び散ったのは気にしないでおこう。


「……っとにテメェは……」

土方は眉間のシワを濃くしながら、呆れたように茶を啜った。

前ならここで1つキレていた所だが、最近では土方も学習したのか何も言ってこない。

つまらん。


「土方さん」

「……何だ?」

「聞きたいことがあるんですが、よろしいですか」

「何だよ」

「何でこのクソ暑いのに熱いお茶なんか飲んでんですか。馬鹿だからですか」

「ぶっ殺すぞ!」


やっぱ変わってないね。


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