二重人格神様~金と碧の王~


感じよく、笑いながらの和やかな雑談ならまだしも、時折、挑発的な事を言われたり、険悪な、ムードにもなる。

神様さんは「人間を好まない神様もいるから、仕方がない」と言うけれど…


睨まれたり「人間の花嫁など」と、罵倒されるのにさすがの私もつかれた。



「…はぁっ」


「いのり、大丈夫?」


何回目の挨拶をおえ、無意識に出たため息に海鈴さんは心配そうに私をみる。


「あ、ごめんなさい。ため息なんかしちゃって…」


「いいよ。悪いね、僕に付き合わせてしまって」


「そんなことないですよ!」


海鈴さんの花嫁として、頑張りたいんだもん。疲れるけど、彼がいるから私は頑張れる。





< 187 / 513 >

この作品をシェア

pagetop