永遠の愛をキミと誓う。
悪夢の始まり
「……おはよ」
眠い目を擦りながら、リビングに行く。
うぅ、まだ眠い……。
「おはよう。今日は起きれたわね」
朝食を作っていたお母さんが振り向きながら、笑顔で言った。
トーストの焼くいい匂いが漂っている。
「もうっ!あたしもいっつも寝坊するわけじゃないんだから!!」
拗ねたように言うと、お母さんはふふっと上品に笑う。
もう、お母さんはたまに意地悪なんだから。
「そんな拗ねてないで、早く顔洗ってきなさい」
「はーい」
あたしは返事をして、洗面所に顔を洗いに行く。
顔を洗ってから、少しだけメイクをする。